黄斑はものを見る為の重要器官

視力の中心である黄斑(中心窩)を保護する事が大切

ものを見るというのは眼球全体で光を受け取り、それを映像として見ているように思うかもしれませんが、実際は、目の中でも網膜の中心に位置する黄班という組織がものの見え方を左右します。

黄班というのは、直径1.5mm~2mm程度の組織で、網膜全体に比べて黄色い凹んだ形状の組織という事が由来で名前が付いています。

また、黄班には中心窩という部分があり、ここが網膜側の視力における最重要器官です。

黄班と中心窩は、ものを見る時には常に中心にある為、外部からの光が集中する場所でもあります。何か物を見ようとする時、そのものがある方に視線を向けますが、これは、黄班にその映像が映るように視線を動かしているということになります。

この光の中には太陽光線のように有害なものも含まれているので、そうした光から目を保護しつつものを見る機能を兼ね備えていなければいけません。

その保護する上で必要なのがルテインやゼアキサンチンという色素成分です。

黄班が網膜全体と比べて黄色く見えるのは、これらの成分が集中しているということを表しています。ルテインやゼアキサンチンは、キサントフィルというカロテノイド由来の色素成分の仲間で、有害な光線を無害にして黄班(中心窩)や網膜を保護する上で必要不可欠なのです。

これが年齢とともに減少していくと、外部の有害な光線や体内で発生した活性酸素から細胞を保護する働きが十分に発揮されなくなってしまい、それが原因で加齢黄斑変性症のような病気を発症することがあります。

視力をつかさどる重要な組織である黄班を保護する為にもその成分として有効性が確認されているルテインやゼアキサンチンの摂取を意識しておきたいところです。